• 背景にある心理を分析すること

    人が考えたり行ったりする時、そのバックには必ず心理的な働きがあるのだと考えられる。それを心理学的に分析するアプローチが面白いと思うのである。

    例えば、哲学やスピリチュアルなどに興味を持つ人々はそれぞれどのような心理構造故に興味を持ち、哲学なら哲学的な問題を考えていくのかという風に分析していくのが面白い。

    心を理解することが大事だということだ。哲学的な問題の内容を吟味するのではなく、そのような問題が人に生じる仕組みを分析するということだ。

    哲学を志向する人、スピリチュアルを志向する人の傾向、また、それらの特定のテーマやその内容はどのような心の働きから生み出されるかといったことを分析するのが面白い。


  • 何者にも縛られない

    モノを買う時、例えば、電子書籍ならプラットフォーマーを選ばなければならない。

    KindleならAmazonだし、ReaderならSony、Kinoppyなら紀伊國屋書店だ。

    日本国内の企業を応援したいとなれば、ReaderやKinoppyだが、機能的に選びたいのであれば、Kindleはやはり使い勝手が良いように思える。

    一つものを買うにしても、様々なことに悩まされる。どう判断するのが良いのかと悩んだり、自分のライフスタイルに最適化させるにはどうしたらいいか悩んだりする。そういう手間が楽しい人はいいかもしれないが、私はそうは思えないのである。

    ミニマリストではないが、モノ、デジタルなものも含めて、それは少ないほうがいいなと思う今日この頃である。そもそもモノを持たなければ、そこから生じる問題に悩まされる必要も最初からないのだ。


  • 自分なりのライフハックを考える

    やるべきことが分からない時、退屈している時、何かについての問題を考えてみよう。すべてはそこから始まる。問題がわかれば解決法を見出すこともできる。問題はどんなテーマでもいい。ただし、良い問題はそれだけで解決法をスムーズに導き出すための土壌ができることにつながる。自分の身近なことについてのライフハックでもいいから、自分なりの問題提起と解決法を作ってみよう。問題提起にはセンスがいるし、解決法を思いつくまでには、思考のプロセスがいくつも必要で、頭を使う。


  • 確かなもの

    確かなものを求める心は、それにしがみつきたいという不安を抱いている心と表裏一体だ。我々には、あやうい世界を生き抜く力を与えられているのだと思いたい。


  • ACT

    これまでの認知行動療法は「思考の中身の修正・変容」を目指してきた。ACT「思考の中身を変えるのでなく、思考そのものとの関わり方や扱い方の変容」を目指す。


  • マインドフルネス

    マインドフルネスとは「いま・ここ」に意識を集中させることである。その方法の一つが瞑想である。具体的には身体の感覚に意識を向ける方法がある。「いま・ここ」に意識を向けるとは身体に張り巡らされた神経が受け取った刺激に意識を向けるということである。


  • タオイズム

    無為とは、人間の賢しらやなまじっかな知識を否定し、欲望を極力制限することである。人々がみな無知無欲になることが理想なのだと、『老子』はいう。


  • 賢者の言葉。ルソー

    「自由とは、自分で課した法に服従することだ」ルソー


  • 賢者の言葉。エピクテトス

    「自分に欠けているものを嘆くのではなく自分の手元にあるもので大いに楽しむものこそ賢者である」エピクテトス


  • 老子の三宝

    私には、常に三つの宝がある。 これを身に帯びて、重宝している。 第一に、 慈しみの心である。 第二に、質素さである。 第三に、あえて天下の先に立たない。