前から気になっていた、西脇俊二先生の著作だ。読んでみて役に立ちそうな知恵が結構詰まっていた。
本書を読んで特に、気になったのは次の6つだ。
- TODOリストの習慣
- スモールステップ
- 他人に期待するのをやめる
- 自己重要感
- 人間の3タイプ
- ハッピーの5段階評価
TODOリストの習慣。これは毎朝、起きたあとに今日行うべきことを5つ書き出すというものだ。この朝行うということと、5つという多くも少なくもない量が重要だと思う。5つならすぐに脳からひねり出して書けるだろうし、また、それと同時に、実行する時に、判断するのに必要な脳のリソースも少なくて済む。あまり、やろうとすることが多すぎると、脳は疲弊してしまうと思う。
他人に期待することをやめる。期待することをやめるという内容はアドラー心理学で読んだことがあったが、改めてこの本で内容を再確認し、その重要性もわかった。人間関係では兎角、他人に期待してしまう事が多いが、期待しなければ、軽やかに、人生を渡っていける。改めて期待することをやめることの重要性がわかった。
ハッピーの5段階評価。これは、夜寝る前に、今日あった出来事を評価するというものだ。寝る前に3行日記をつける習慣を推奨する医師とかいたけど、西脇氏のライフハックのいいところは、今日一日の良かったことを再認識できるだけでなくて、逆に、評価が低かったものに関しては、明日から、点数が良くなるように、工夫していこうと、自分の人生を改善していけるものとなっているところだ。
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