SNSなどのリコメンド機能というのは、ユーザーのSNSでの滞在時間を増大させるための仕組みだということに気づこう。リコメンド機能は際限なく我々に次から次へとその人が好みそうなポストを流してくる。
確かに、見ている方は面白い。だが、それによって我々の貴重な時間は浪費されてしまっているということに気づかねばならない。
SNSは比喩的に言えばジャンクフードで、楽しませてくれるが、栄養は殆ど無い。それどころか、脳はドーパミンを放出し続けて、我々を依存症にさせてしまう。このドーパミンという物質は、よく「快楽物質」と言われることもあるが、実際は「期待」感をもたらす、脳内ホルモンである。これが過剰になれば、人々はより貪欲になっていくのである。