人が考えたり行ったりする時、そのバックには必ず心理的な働きがあるのだと考えられる。それを心理学的に分析するアプローチが面白いと思うのである。
例えば、哲学やスピリチュアルなどに興味を持つ人々はそれぞれどのような心理構造故に興味を持ち、哲学なら哲学的な問題を考えていくのかという風に分析していくのが面白い。
心を理解することが大事だということだ。哲学的な問題の内容を吟味するのではなく、そのような問題が人に生じる仕組みを分析するということだ。
哲学を志向する人、スピリチュアルを志向する人の傾向、また、それらの特定のテーマやその内容はどのような心の働きから生み出されるかといったことを分析するのが面白い。