幸せな人は感謝を忘れない。
無いものを嘆くのではなく、あるものに意識を向けることが感謝に繋がる。
無いものに意識が向かうと心は欠乏感に陥る。
あるものに意識が向かうと感謝の念が沸き起こる。
何か物足りない。人生は退屈だ。
だが、我々は人生に何を求めようというのか。
現代日本に生きる我々の人生はとても豊かなモノに囲まれている。
それなのに、それ以上に何を求めるというのか。
ないものに不満を抱くのではなく、あるもので大いに満足をするのが賢者の知恵だ。
この世界には遊びに来たと考えて生きてみよう。
この世界を楽しもう。
人生はゲームだ。
好きなところへ行こう。
確かなものを求める心は、それにしがみつきたいという不安を抱いている心と表裏一体だ。我々には、あやうい世界を生き抜く力を与えられているのだと思いたい。